北見レザークラフト教室の革工芸展が、NHK北見放送局内NHKぎゃらりーほっとすぺーすで開かれている。
革工芸講師の志賀久美子さんと市内3教室16人の、バッグを中心とした革工芸120点を展示している。23日まで(最終日は午後2時まで)。
リュック、トートバッグ、携帯ポーチなど、それぞれの個性が感じられるデザインのバッグをはじめ、花や葉も革で作ったリース、絵画のように表現した「革絵」の大作、中にはハギレや古くなった革のコートをリメイクした作品も並ぶ。
また、遺作として遠軽町から約20年教室に通い、今年8月に亡くなった妙島悠喜子さんのまるで陶芸作品のような直径約40㌢の花器や、妙島さんが作品展のために用意したという額に、会員が思いを込めて革で作ったバラを敷き詰めた作品も展示した。
志賀さんは「花や花瓶など、革でいろいろなことができるというところを見てもらえたら」と話している。(菊)