美幌町スポーツ協会(伊藤善啓会長)のスポーツ賞授賞式が13日、町民会館で行われた。全道や全国規模の大会で活躍したり、団体の運営に功労のあった5団体36個人が表彰された。

　美幌バスケットボール協会会長、スポーツ協会副会長として発展に尽くした男性が牧野了泰賞を受賞。世界パラ競技選手権大会男子5000㍍(車いすT53/54)で7位入賞を果たした久保恒造選手(日立ソリューションズ)が栄誉賞、美幌野球連盟理事長として振興に尽くした故・髙橋勉さんら5人が功労賞を受けた。

　伊藤会長がそれぞれに表彰状を手渡し「感謝の気持ちを忘れずこれからも頑張っていただきたい。来年はパリ五輪。将来を含め、五輪に出場する選手が現れるのを期待しています」とあいさつ。受賞者を代表して元スポーツ協会副会長が「よき先輩のご指導、同僚に恵まれたお陰。少年少女の皆さんは栄誉賞を受賞した久保さんに続くアスリートを目指していただきたい」と謝辞を述べた。

　式後には帯広市パークゴルフ協会指導普及部長の萩史之さんが「パークゴルフの今と昔・そして未来」をテーマに講演した。(浩)