北見若松小学校の学芸会がこのほど、同校で開かれた。全校児童25人がミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」を上演し、保護者らを感動させた。
学芸会本番に向けて8月末から練習を続けてきた児童達。学芸会では保護者、卒業生ら約100人が見守る中、合同で行った若松保育所の子ども達や児童の遊戯、演奏などの演目を発表した。
最後に上演されたミュージカルは、東北を舞台に主人公のユタが厳しい環境の中で成長していく物語。児童達は渾身のステージを披露し、保護者の中には感動して涙ぐむ姿もあった。
主人公を演じた6年男子児童は「これまでの学芸会の中で一番良い思い出になりました。見に来てくれた親やお客さん達にお礼が言いたい」。観劇した保護者は「みんな上手で感動しました。劇団四季を何度も見ていますが、若松小の子ども達はそれに負けない出来だと感じました」と話していた。