ワークセンターぴぽろ20周年

2023-11-01 掲載

(美幌町/社会)

式典で祝う…利用者ら思い新た

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 社会福祉法人北海道療育園(旭川)の知的障がい者通所授産施設・ワークセンターぴぽろの開設20周年と、新町あすなろ事業統合10周年を記念する式典が22日、美幌町民会館で行われた。

 「ぴぽろ」は2003(平成15)年に開設。13年には地域活動支援センターあすなろを事業統合した。

 利用者は、開設当初は20人だったが、今年4月現在は44人。病院の洗濯業務や公共施設などの清掃、甘納豆の製造販売、加工用トマトの生産など幅広い業務に取り組んでいる。

 式典では丸山静男理事長が「堅実な歩みをしるしてきましたが、最大の課題は親御さんなき後のご利用者の生活。将来構想の大きな柱の1つとして考えていこうではありませんか」と式辞を述べた。

 保護者会、労働組合美幌支部、職員互助会から空気清浄機などの記念品贈呈、20年利用者15人、10年利用者1人への感謝状贈呈が行われた。

 ぴぽろ10周年以降の10年を振り返るスライド上映に続き、くす玉割り。新しいスローガン「思い描く未来へ みんなとともに」が書かれた垂れ幕が現れ、利用者らは思いを新たにしていた。(浩)

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