北見柏陽高校の「創立100周年記念誌~この輝きを未来に紡ぐ」が完成した。100周年記念事業協賛会(会長・舛川誠かしわ会会長)副会長で同記念誌を作成した編集部の山口佳子部長が3月25日同校を訪れ、後藤禎和校長に目録を手渡した(写真)。
記念誌は「柏魂陽心」の校訓を巻頭に、1923年の創立から大正、昭和初期と激流の時代に歩み出し、戦後の1950年に男女共学制の北海道北見柏陽高等学校が開幕したと綴る。飛躍、発展の昭和を経て、平成、令和は変革、激動の時代と、各時代を切り取って60㌻にわたり100年の歴史を詳しく紹介する。
後半は新旧生徒会や同窓生との対談集、OBによる回想記など数多く同校関係者が登場。山口さんは「在校生ファーストで記念に残るものをめざした」と編集を終えて語る。
A4判161㌻。記念式典の様子や校歌を収めたDVDを付け、1630冊作成した。これでこの1年間繰り広げてきた記念事業はすべて終了した。(寒)