爺と孫の2人展

2023-11-15 掲載

(北見市/文化)

北見の山梨博志さんと孫の玄稀くん
鉄道写真展

19日までパラボで

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 北見の山梨博志さん(84)と孫の山梨玄稀(げんき)くん(13)による鉄道写真展「爺と孫の2人展」が、北見市内まちきた大通ビルコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。年の差70歳の2人が一緒に出掛け、石北本線を中心にさまざまに走る列車を撮影した36点を展示している。19日まで。

 博志さんは温根湯写真集団「つつじ」に約30年参加して写真の腕を磨き、グループ解散後も写真を撮り続けている。玄稀くんは小学3年生の時に博志さんからカメラをプレゼントされたことをきっかけに写真を始めた。小学5年生から鉄道写真に興味を持ち、現在は博志さんから譲り受けた一眼レフを手に、学校が休みの土日などを利用して、2人で主に石北本線の列車を撮影している。

 会場には、今年春に引退した特急大雪キハ183の雄姿をとらえた博志さんの「冬の吹雪に耐えて」や、玄稀くんが寒さの中標茶駅で撮影した「雪降りの蒸気機関車」など力作が並ぶ。

 玄稀くんは鉄道写真の魅力を「同じ列車でも景色によって雰囲気も迫力も違うところ」と語り「おじいちゃんと写真を撮るのは楽しい」と話す。

 博志さんは「(2人とも)撮り鉄で乗り鉄でもあるので、撮影に行ってそのまま2人でふらりと列車に乗ることもあるんですよ」と笑顔。「仲間に助けてもらい、作品展を開くことができました。石北本線にはこんなにいろいろな列車が走っているということを知り、もっと乗って楽しんでもらえたらうれしいです」と話している。(菊)

キーワード

  • 鉄道
  • 写真展

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー