美幌町災害ボランティアフォーラムが11日、美幌町民会館で開かれた。たすけあいチーム、自治会などから約100人が参加。被災者支援のあり方を学んだ。
主催は地区たすけあいチーム活動推進協議会、美幌町自治会連合会福祉部会など。テーマは「川と暮らす~水害のリスクがあっても住民と協働で乗り越えられるまちに」。岡山NPOセンター地域連携センター主任の詩叶(しかなえ)純子さんが講演した。
詩叶さんは、2018(平成30)年の西日本豪雨災害の支援に携わった経験から、岡山の被災状況や災害支援、復旧の過程などを紹介。美幌町について「行政、自治会、ボランティアなど地域の力が強いと感じた。このフォーラムや災害ボランティアセンターの訓練を重ねることで信頼関係、地域力がさらに強まり、災害時にすぐに支援に取り掛かることができるはず」と評した。
このほか、美幌町社会福祉協議会福祉活動専門員の西脇一宏さんが、協議会が定期的に行っている災害ボランティアセンター立ち上げ訓練の取り組みなどを報告した。(浩)