北見市は19日の市議会建設上下水道常任委員会で、若葉団地建替事業について報告。団地の大幅なコンパクト化で生じる余剰地エリアの方向性や、新たに建設する住宅の計画棟数・戸数などを示した。
市は若葉2、4、6、7丁目にわたる30棟664戸を夕陽ヶ丘通に近接する2丁目(2・3㌶)に集約し、新たに5棟・238戸を建設する。
建替エリアは南側のAブロックと北側のBブロックに分け、Aブロックに4階建4棟156戸、Bブロックに7・8階建1棟82戸を整備する。
Aブロックから建設工事を行い、すべての工事が完了する期間は14年間ほどを見込む。
4、6、7丁目は余剰地エリアとし、このうち丘陵地に隣接する6丁目の一部と7丁目は既存建物を解体して植栽などを施し、自然環境を形成。比較的平坦な4丁目と住宅街に近い6丁目の一部は民間活力による活用を検討する。
余剰地エリアの活用について市は「移転が完了したエリアごとに具体的な検討に着手する」としている。(柏)