コミバスの3路線、利用者増

2024-01-22 掲載

(北見市/社会)

北見市地域公共交通会議

2023年度の実績報告

本格運行を開始した留辺蘂コミバス == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
本格運行を開始した留辺蘂コミバス

 バスなど地域公共交通のあり方などを審議する北見市地域公共交通会議が15日、市役所本庁舎で開かれた。国庫補助を受けて運行する市内3路線(地域内フィーダー系統)の2023年度(22年10月~23年9月)実績が報告された。

 対象となる路線は夕陽ヶ丘線、川東・若松地域コミュニティバス線(通称わっかバス)、留辺蘂市街地コミュニティバス(通称白花豆号)。

 夕陽ヶ丘線は北見自治区の東西をつなぐ基幹路線のひとつで、北海道北見バスが運行を受託。23年度の乗車人数は16万5976人で前年比1404人増加。1日あたり457人で、目標の449人を上回った。コロナ禍が明けて利用者がやや回復した。

 わっかバスは路線バスとデマンド方式を組み合わせたコミュニティバスで、北海道北見バスが運行。23年度の乗車人数は8595人で前年比58人増加。1日あたり23人で目標の34人を下回った。運行エリアは人口減少が目立つほか、利用の中心となる高齢者がコロナ禍後も利用を控える傾向が見られるという。

コミュニティバスは目標下回る

 白花豆号は完全予約制で、北見北交ハイヤーが23年度から本格運行を開始。年間乗車人数は1045人で、1日あたりの乗車人数は4・3人。目標の6人には届かなかった。実証運行期間の3・7人よりも増加しており、ダイヤ見直しなど利便性向上の取り組みが一定の成果を挙げたとみられる。(柏)

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