市は2021年12月から白花豆号の実証運行をスタートさせ、昨年10月に本運行に移行した。北見自治区の若松・川東エリアを走る「わっかバス」に続き市内では2例目のコミュニティバスとなる。
車両は8人乗りのミニバンを使用し、運行はタクシー会社に委託。平日のみ1日6便を運行し「順周り」と「逆回り」各3便となっている。
完全予約制で、利用する場合は事前連絡が必要。以前は前日までの予約としていたが、利用者の声を受け10月からは運行15分前まで予約を受け付けている(朝の1便のみ前日予約)。予約がない便は運行していない。
このほか、バス停の位置やダイヤを一部見直すなど、乗客の利便性向上を図っている。
1年間の乗車実績は年間、約1100人。午前の便の利用が多く、乗客の大半が高齢者で、主に買い物や通院などに利用されている。市地域振興課は「若い人にもっと使っていただきたい」とし、若年層を含む幅広い世代の利用を促したい考え。(柏)