北見高等技術専門学院・建築技術科の1、2年生は、27日に北見地域職業訓練センターで行われる建築大工の技能検定に挑む。
同学院は、道立の職業能力開発校として即戦力となる人材を育成。建築技術科の訓練生は、2年間で木造住宅建築のプロフェッショナルを目指す。
国家資格に挑戦する同検定は、各都道府県の職業能力開発協会が主催。同学院からは1年生2人が3級、2年生3人が2級を受検。2級の試験は技能五輪北海道大会の地方予選を兼ねる。
2級、3級とも規定時間内に屋根の一部となる課題を製作。正確さや時間内に仕上げるスピードに加え、日頃の道具類の手入れも出来栄えに大きく影響するという。
訓練生達は12月初旬から本格的な練習を開始し、検定本番に臨む。
昨年、1年生ながら2級に挑んだ2年生男性は、「前回は、悔しい思いをしましたが、練習した時間の分だけ、自信につながる。今度は絶対に合格したい」と意気込んでいる。(柏)