建築大工技能士の国家資格取得に向けた2023年度技能検定実技試験が27日、北見地域職業訓練センターで行われた。管内各地の20~40代の17人が受験し、1~3級の課題製作に挑んだ。
北海道職業能力開発協会が主催。今回は1級に3人、2級に12人、3級に2人が挑戦。2級は技能五輪北海道大会の地方予選を兼ねて行われた。
各級の課題は、それぞれ難易度の異なる屋根の一部の製作で、規定時間内に原寸展開図の作成や墨付け、加工、組み立てなどに取り組んだ。
会場は緊張感に包まれ、受験者達は額に汗してカンナやノコギリなどの工具を駆使。合格目指して課題と向き合っていた。合格発表は3月。(柏)