災害への危機意識は平時から

2024-01-31 掲載

(北見市/社会)

日テレお天気キャスター 木原実さん端野で講演

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 北見市端野町自治連絡会の第56回まちづくり推進大会が28日、端野町公民館で開かれ、日本テレビ「news every.」お天気キャスターの木原実さんが「くらしの中の気象情報」と題して講演した。

 気象予報士、防災士の資格を持つ木原さんは1875年に始まった日本の気象観測をはじめ84年の天気予報開始、1974年のアメダス運用開始など天気予報の歩みを紹介。併せて自身がお天気キャスターに抜てきされた86年以降のテレビの天気番組の変遷を伝えた。

 また、家庭でできる防災対策として「ハザードマップ」と「キキクル」の確認や活用、「マイタイムライン」の作成をアドバイス。

 被災想定区域などが記されたハザードマップに平時から目を通し、気象庁が配信しているキキクル(危険度分布)も併せて活用するよう求めた。このほか、災害時の個人の避難行動計画を記したマイタイムラインを作成しておくことを推奨。「避難所に何を持っていくか、家族はどう行動するかをあらかじめ考えておくことが大切」と呼びかけた。

 大会では、まちづくり表彰をはじめ各種表彰も行われた。(柏)

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