中止になった「雪中運動会」を実現

2024-02-22 掲載

(北見市/行事)

北見の高栄児童センターと子ども会などが協力

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 1月に参加者不足で中止となった北見市高栄地区の冬のイベント「雪中運動会」が15日、児童センターの行事として仕切り直して開かれた。小学生20人あまりが参加し、そりリレーなどを思い切り楽しんだ。

 雪中運動会は、高栄地区の青少年健全育成推進会と子ども会育成連絡協議会の主催で4年ぶりに開かれる予定だった。しかしコロナ禍の行事離れやインフルエンザなどの感染症の影響から参加希望者が少なく、やむなく中止となった。

 高栄児童センターは子ども達の楽しみが減るのは残念と、センター行事として運動会の実施を企画。2団体に協力を呼びかけたところ役員らが快く引き受けた。

 競技種目は雪中運動会で企画されていた綱引き、雪積み競争、そりリレーの3種目。子ども達はグループに分かれて競い合い、歓声を響かせながら楽しんでいた。イベント終了後には温かい豚汁も振る舞われ、子ども達は地域の大人達の優しさに心もおなかも満たしていた。

 イベントを終え、同地区子ども会育成連絡協議会副会長の佐藤一敏さんは「一度は中止となったイベントですが、みんなで協力して子ども達の笑顔を見ることができて嬉しく思います」と話していた。(理)

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