全道ベスト8…斜網地区で初

2024-02-22 掲載

(網走市/スポーツ)

網走南ケ丘高男子バレー部

 網走南ケ丘高校・男子バレーボール部が、第19回北海道新人大会(2~4日、苫小牧市)でベスト8入りを果たした。斜網地区から同大会のベスト8は初めてで、本番前の〝インフル感染危機〟を乗り越えて奮闘した。主将の佐々木椋汰選手(2年)は「次は高体連全道でベスト4をめざしたい」と張り切っている。

インフルによる練習不足乗り越え

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 同大会には32チームが出場し、トーナメント戦で順位を競った。同部は初戦(深川西高)、2回戦(札幌新川高)ともにセットカウント2―0のストレート勝ちを収め、ベスト8に駒を進めた。

 3回戦は札幌藻岩高校と対戦。セットカウント0―2で敗れたものの、斜網地区の高校で初めてとなる「ベスト8進出」という結果を残した。

 全道大会はベストコンディションで臨んだわけではない。1月中旬から全道本番まで、レギュラーメンバー全員がそろって練習できたのは1日もなかった。

 吹雪、そして部内でのインフル感染拡大が原因で、フルメンバーでの練習は皆無の状況で全道大会を迎えた。

 佐々木主将は「全道では『ひとり一人がラリーを重ねる』ことを意識して試合に臨みました」と振り返る。また、大会前は監督の藤本健太教諭と相手チームを分析した上での戦略を練り、「その作戦がハマった」(佐々木主将)。

 レギュラーメンバーの大半が高校からバレーボールを始めた。全道大会で活躍したリベロの選手(2年)もその1人。「強豪校スパイカーのボールをめちゃくちゃ上げてくれ、チームを救ってくれました」(佐々木主将)

 数年前は「部員2人」という危機的状況にも見舞われた。現在の部員は20人。全道新人大会ベスト8を弾みに、来季の高体連全道大会に照準を合わせている。(大)

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