北見市緑のセンターは、温室の一角を観葉植物や花鉢などが多く並ぶ「グリーンいっぱいのカフェ」をテーマに模様替えし、雰囲気を新たにした。
センターでは季節によって見ごろの花が違うように、小さな変化のワクワクを楽しんでもらいたいと、館内装飾やディスプレイの工夫を重ねている。
模様替えをしたのは温室を入って右側の飾り棚が設置されているスペース。職員の知人から譲り受けたアンティーク調のガーデンテーブルとベンチをシンボル的に配置し、観葉植物や季節の花約100鉢を並べている。
もともと使用していた鉢の色を塗り替えたり、100円ショップのインテリアグッズを活用するなど費用を抑えつつも、小物類の色と素材を統一することでカフェの雰囲気に近付けたという。
また、見た目だけでなく、壁面は水やり頻度が少ない植物を、手前のテーブルは入れ替えやすい見ごろの花を置くなど、手入れのしやすさも考えられている。
センター事務局長の長部こずえさんは「緑を感じながらカフェのような癒しの時間を過ごしてもらい、『また来たい』と思っていただけたら嬉しい」と話している。
開館時間は午前9時半〜午後4時半。(理)