北見保健所は4日、咽頭結膜熱(プール熱)の警報を発令した。同保健所管内の直近1週間(5月27日~6月2日)の定点医療機関の患者報告数が警報レベルに達したため。
咽頭結膜熱は5歳以下の乳幼児に多く見られる感染症で、タオルの共用や手指を介した接触感染、せきやくしゃみによる飛沫感染がある。発熱や頭痛、のどの痛み、目の充血、食欲不振などの症状が現れる。
同保健所は患者との接触を避け、うがいや石けんでの手洗い、消毒用エタノールによる手指消毒などによる予防を呼びかけている。
2024-06-06 掲載
(北見市/社会)