交通死亡事故多発警報発令中

2025-03-05 掲載

(網走管内/社会)

7日まで…路面状況に応じた運転を

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 今年に入り道内では交通死亡事故が大幅に増加している。今後も雪解けが進み、実勢速度が上がることや気温低下による路面凍結時の事故が懸念されることから道は2月28日、鈴木直道知事名で「交通死亡事故多発警報」を発表した。3月7日まで継続される。

 道警によると全道の交通事故死者数は2月27日時点において25人。前年同時期の9人と比べ16人上回っている。警報発表は、交通安全関係機関・団体が緊急かつ効果的な広報、啓発を実施し、死亡事故発生を抑止する狙い。

 道警は「確実な安全確認」「スピードダウン」を重点項目として路面状況に応じた運転を求めている。

 具体的にドライバーに対しては①前方をよく見ながら運転し、夜間はハイビームを活用して道路上の歩行者を早期に発見し、減速、停止、回避する②道路脇の雪山近くでは歩行者の飛び出しに備えて速度を落とし、安全を確認する③横断歩道を渡ろうとする歩行者がいるときは必ず一時停止する④交差点や橋の上、トンネルの出入口付近、日影部分は滑りやすいのでスピードダウンするとともに急ハンドルや急ブレーキを行わないことを呼び掛け、交通指導取り締まり活動を強化している。

 また、歩行者には①道路は必ず横断歩道を渡ること②信号を守って横断すること③横断歩道を歩行するときは左右をよく見て周囲の安全を確認することを呼び掛けている。 (寒)

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