北見市は6月1日から、市役所本庁舎正面玄関前に性的マイノリティーなど多様性を認め合うまちづくりへの意思を示すため、レインボーフラッグを掲揚している。
市は性的マイノリティーのカップルを結婚と同等に認めるパートナーシップ宣誓制度を道内で先駆的に導入。現在は対象をカップルの家族にも広げるファミリーシップ制度の導入を検討している。
6月は、世界各国で性の多様性をたたえ、性的マイノリティーの権利を啓発する「プライド月間」。期間中は世界各地で啓発活動などが行われている。市は「今後もさらに多様性を認め合い、人権を尊重するまちづくりを進める意思・方針を示すため」6月中のレインボーフラッグ掲揚を決めた。(柏)