生活協同組合コープさっぽろの植樹祭が22日、美幌町日並の町有林で開かれた。組合員とその家族ら55人がカラマツとミズナラの苗木それぞれ200本を植えた。
コープさっぽろは2009(平成21)年に美幌町と森林整備協定を締結。協定は34(令和16)年までに4㌶に8千本を植え、下草刈りなどの費用を負担する内容で、資金は買い物の際にレジ袋を辞退すると0・5円を積み立てる「コープ未来(あした)の森づくり基金」を充てている。
植樹祭には北見、網走、美幌、遠軽の組合員らが参加。北見地区本部の本部長が「16回目の植樹。森を未来につなげていきたい」とあいさつした。
参加者は植え方を教わった後、グループに分かれてスコップで穴を掘り、苗木に丁寧に土をかぶせた。北見市内のフリースクールに通う5年女子児童は「笹の根が張っていて穴を掘るのが大変でした。まっすぐきれいに伸びてほしい」と苗木に願いを込めた。(浩)