北見で活動する「コーロ・エコー北見女声合唱団」が、24、25日に札幌で開かれる「第47回全日本おかあさんコーラス全国大会」に北海道代表として初出場する。結成54年目で初めてつかんだ全国の舞台に向け、団員達はハーモニーに磨きをかけている。
同団は1970年に結成。藤高校の教諭が指揮、指導を務めている。今年は全日本おかあさんコーラス大会が北海道で開かれることを受け、「頑張れば夢はかなう」を合言葉に、出場を目指して地道な努力を重ねてきた。
7月7日に室蘭市で開催された北海道支部大会には24団体が出場した。同団を含む9団体が道代表に選ばれ、団員達はうれし涙を流して喜んだ。講評では「無理のない発声と発音で女声コーラス本来的な美しさを感じた」「声が若々しい」などの評価を受けた。
心一つに夢舞台「楽しんできたい」
全国大会では協力団員を含む18人で「海の不思議」と「いのちの歌」の2曲を披露する。大会前の練習では、音や言葉の響きを意識し、手振りを交えて情感たっぷりに歌う団員達の姿が輝いていた。
団長は「みんなで心を一つにしてつかんだ夢の舞台。最後まで楽しんできたいです」と意気込んでいる。(理)