
美幌町の生涯学習の場、明和大学の入学式が16日、美幌町民会館で行われた。2025年度の新入生は13人。代表の男性が学長の小室保男教育長から入学許可証を受け取った。
1972(昭和47)年11月に発足した明和大学は「生き甲斐を探求する」「心身の健康を保つ」「社会に奉仕する」を教育目標としている。
25年度は年間22日の登校日があり、美幌峠や廃棄物処理場など町内の施設見学や、博物館やボランティア、スマホ、軽運動や料理などについて幅広く学ぶ。コーラス、着付けなどクラブ活動にも取り組む。
小室教育長は「皆様がお持ちの豊富な知識や経験に一層磨きをかけ、学友との絆を深めていただくことを願っております」と式辞を述べた。
学生自治会の杢師美和子会長は「何ごとにも好奇心を持ち、心身の健康を保ち、健康寿命を延ばすべく、お互い頑張って参りましょう」と歓迎。新入生代表が「何十年ぶりかの学生生活ですが、チャレンジ精神をもって、明るく楽しく励んで参ります」と意欲を見せた。 (知)