レンズ通した等身大の目線

2024-09-09 掲載

(北見市/教育・文化)

北見小泉小「写真クラブ」
市内では珍しい取り組み

10月のお披露目に向け鋭意撮影中!

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 北見小泉小学校では、4~6年生が取り組むクラブ活動の一つに、写真クラブがある。市内の小学校では珍しい取り組みで、児童8人が等身大の目線で友人や身近な風景などにカメラを向けている。

 写真クラブは昨年度発足。いつもとは違った視点を大切に、児童が見たもの、感じたものを自由に表現することで豊かな感性の育みにつなげている。

 カメラは学校のコンパクトデジタルカメラとメモリーカードを使用しているが、児童の一部は自宅から持参したマイカメラを使っている。活動は全6回。そのうち校内外での撮影会を3回行い、納得の1枚を仕上げる。

 学校横の春光わかば公園での撮影では、児童達が花や虫を見つけてカメラを向けたり、鉄棒に足をかけてぶら下がる友達などを被写体にアングルや構図を意識しながらシャッターを切った。自分の撮った写真を画面越しに見せ合うなど、写真を通じて自然に異年齢交流が広がった。

 昨年度に続いて写真クラブを選択した6年女子児童は「お母さんの影響でカメラが好きになりました。その場所でしか撮れないものを見つけてみたい」と話していた。

 児童達の写真は10月の学芸会の時期に合わせて校内に展示するほか、後日、本紙でも不定期で掲載する。(理)

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