北海道は9月1日~10月31日(61日間)を「秋のヒグマ注意特別期間」に設定し、ヒグマによる人身被害に注意を呼びかけている。
道の調べによると、人身被害は春と秋に増加する傾向があり、山菜採りやキノコ採りに出掛けて被害に遭うケースが多い。キノコ採りが盛んな9月、10月はキノコはクマが冬眠を控えた時期で、えさを求めて活動が活発化するという。
ヒグマに遭遇しないための対策として道は「事前に道のヒグマ出没情報などを確認する」「一人で山林に入らない」「音(鈴や笛、話し声)を出しながら歩く」「食べ残しや生ごみは必ず持ち帰る」などを推奨。
万一遭遇した場合は落ち着いて行動し、クマを刺激せず静かにその場から立ち去るなどの対応を求めている。
クマを目撃した場合は市町村役場または警察に連絡を。