北見さくら幼稚園では、園のみんなでミヤマカラスアゲハの幼虫「ひめちゃん」をお世話している。
幼虫は、土木工事などを中心に事業を行うドリーム橋梁㈱(北見市)の代表取締役会長・長谷川秀雄さんが、同社の庭に植えているミカン科の樹木「キハダ」から採集。縁あって同幼稚園に寄贈した。
ミヤマカラスアゲハは、羽化の時期で春型と夏型に分けられる。「ひめちゃん」はさなぎになって冬を越し、春に羽化する春型。子ども達は、葉っぱをもりもり食べてちょうちょになる準備をする様子を興味津々で見守る。
同幼稚園に通う4才女子児童は「葉っぱをいっぱい食べてきれいに大きくなってね」とエールを送る。
同幼稚園によると、そろそろさなぎになりそうな兆しが見られるという。前後はあれど、5月ごろに迎える羽化が待ち遠しい。(結)