大空町ゼロカーボン推進委始動

2024-09-18 掲載

(大空町/社会)

実現に向け実行計画策定へ

再エネ導入目標や施策の方向性協議

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 二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指すための「大空町ゼロカーボン推進委員会」の初の会議が10日、役場議事堂文化ホールで開かれ、委員への委嘱状の交付などが行われた。

 大空町は3月に、2050(令和32)年までに町内の二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ大空町」を宣言した。

 実現に向けて24年度に実行計画を策定する考えで、推進委員会は、再生可能エネルギーの導入目標や施策の方向性などを協議する役割を担う。

 推進委員会は農協、商工会、建設業協会、観光協会、自治会の代表者、一般公募の町民ら15人。この日の会議では、松川一正町長がそれぞれに委嘱状を手渡し「皆さんとともに計画を策定し、一丸となってカーボンニュートラル化を進めたい」と述べた。委員長には自治会連合会の坂本一光さんが選任された。

 実行計画の期間は30年度までの6年間。委員会資料によると、町内の温室効果ガス排出量は13年度が10万4千㌧。計画ではこの13年度を基準年度として、30年度までに温室効果ガス排出量を半分程度に削減する一方、相殺する吸収量を増やすことで、実質ゼロに近づける考え。(浩)

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  • ゼロカーボン

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