9月の「世界アルツハイマー月間」にちなみ、北見市内の各図書館に認知症の関連図書コーナーが設置され、来館者の関心を誘っている。
書籍を通じた認知症啓発の取り組みとして、北見の認知症地域支援推進員らが主催し、今年で5年目。「正しく知ろう!認知症」をスローガンに中央図書館と地区館、分館、分室でそれぞれ実施されており、認知症当事者が書いた本や介護体験、子ども向け絵本などが並べられている。
留辺蘂図書館では関連図書コーナーのほか、地域の子ども達やお年寄りが手がけた作品展も開かれ、認知症やその家族に寄り添う気持ちが込められた工作や貼り絵が並んでいる。
認知症図書コーナーの設置は、東相内地区住民センター図書館が27日まで。中央図書館、各地区館、分館、分室では29日まで行われている。(理)