10月から始まる歯科医院での実習を前に、北見のオホーツク社会福祉専門学校で20日、歯科衛生士科の2年生9人が「戴帽式」にのぞんだ。
歯科医療人としての責任と自覚を胸に刻む、区切りの儀式。厳かな雰囲気の中、教員から一人ひとりナースキャップを被せてもらった戴帽生は、ロウソクに火を灯し「常に自分の最善を尽くし、歯科衛生の向上に努めます」などと誓いの言葉を述べ、決意を新たにした。
棧邦雄学園長は「授業では見つけられない新しい発見があると思います。謙虚で誠実に務めてきてほしい」とエールを込めて式辞。
来賓の松浦信一北見歯科医師会会長は「どのような歯科衛生士を目指し、どう成長していくかという自分自身への問いを見つけてください」と呼びかけた。
戴帽生を代表し、女子学生が「向上心と責任感を持ち、歯科衛生士になるため今まで学んだ知識を生かして積極的に学ぶ姿勢を忘れず実習に臨みます」と誓った。(理)