恋愛関係の中で支配や虐待を受ける若者の「デート・DV(暴力)」について知ってもらいたいと、国際ソロプチミスト北見みんとはこのほど、北見市内で街頭啓発を行いました。同会の後藤田倫子会長は「若い女性に怖さが伝われば」と話します。
デート・DVには口汚くののしる、服装について指示するといった言葉や精神的、身体的、性的な虐待が含まれます。同会が配布した資料によると、10代でデート・DVの被害にあった人の多くが、大人になってからの人間関係の中でも虐待を受ける危険性があるといいます。
同会は毎年、国際ガールズ・デー(10月11日)」に合わせて啓発活動を実施しています。会員達はこの日「やめて!そのひと言があなたを守ります」「イヤなことはイヤと言って」など、メッセージボードを掲げ、資料を配布しました。
後藤田会長は「自分が悪いと思い、デート・DVを受けていると気付かないこともある。将来のモラハラやDVにもつながります。自分のことを大切にしてほしい」と呼びかけています。(菊)