NPO法人北見文化連盟による第57回北見文化賞・北見文化奨励賞の受賞者が決定した。北見文化賞には北見囲碁会館オーナーの高薄守さん(80)、文化奨励賞にはピアニストでピアノ指導者の益井直美さん(51)、美術家のおくだなつみさん(36)が選ばれた。
高薄さんは私財を投じ、2005年に北見囲碁会館を創立。19年にわたって北見地方の囲碁文化の普及と、レベルの向上に尽力してきた。現在は日本棋院北海道本部理事を務めるなど、北海道囲碁界の普及発展にも大きく寄与している。
益井さんは北見藤女子高校を卒業後、札幌大谷短期大学音楽科ピアノコース専攻科及び研究科を修了。現在は北見でピアノ教室を主宰し子ども達の指導やソロ活動に加え、北見男声合唱団、コーロ・エコー北見女声合唱団、留辺蘂寿大学合唱部の伴奏を務めている。
おくださんは神奈川県出身。2014年から北見で暮らし、19年から創作活動を開始。個展を開くとともに子ども達にアートの楽しさを伝えるワークショップやライブペイント、「常呂アートプロジェクト実行委員会(現北見アートプロジェクト実行委員会)を結成するなど、アートの楽しさを多くの人に伝えている。
なお、授賞式は、11月3日(日)午後6時から、北見市民会館で開かれる。(菊)