訓子府の小中学校や高校の給食にこのほど、常呂漁協から寄贈されたホタテなど地域の食材を使ったホタテカレーが提供され、子ども達は地元の味に舌鼓を打った。
今年1月、町は中国の禁輸措置でピンチだった常呂産ホタテを購入。ホタテカレーを給食として提供し、「食べて応援」した。漁協はそのお礼などを兼ねて今回、冷凍のホタテ貝柱20㌔を寄贈した。
食べやすさや人気メニューという理由から約500食分のカレーに調理。また、子ども達に地元の美味しい特産品を味わってもらうため、他の具材に地場産の玉ねぎ、じゃがいもを使用した。
子ども達はいい匂いのする教室で元気な「いただきます」を合図に美味しそうにカレーを頬張っていた。訓子府小学校の女の子は「すごく美味しい!ホタテ3個入ってた」と嬉しそうに話していた。(結)