北見市光西町の「北見クラス ルアーナ」に、絵画などの作品を展示するギャラリーがオープンした。開設記念として、北見の画家・保科紀子さんによる水彩画の作品展が開かれている。12月2日まで。
「北見クラス ルアーナ」は、エムリンクホールディングスグループが昨年6月にオープンした、サウナやデイサービスなどを併設する多世代交流施設。市内に作品を展示する場所が減っているとの声を受け、このほど保科さんの監修で同施設2階のカフェスペースにギャラリーを作った。
保科さんは現在、北見の絵画グループシャドー会員。幼いころから絵が好きで、大人になってからも小学校教諭のかたわら創作活動を続けてきた。
無料で展示可能
初回は保科さんの作品を展示
会場には、1991年のオホーツク美術展協会賞に選ばれた「逆光の室内」をはじめとする100号の大作や、モロッコを描いた新作「青い街シャウエン」、今年から描きはじめたという「オーロラ」など、新旧作品30点を展示した。保科さんは「見たことのある作品もあると思います。懐かしんでもらえたら」。また、会場については「パネルを使って自由に展示できますし、広いのでグループ展でもたくさんの作品が飾れると思います」と話している。
ギャラリーの使用料は無料(営利目的を除く)。問い合わせは同施設(0157-33-1507)へ。(菊)