町内の外国人は増加傾向にあり、10月末現在で223人。美幌町教委によると、少なくとも全体の7割ほどが中国、インドネシア、ミャンマーなど主にアジアからの技能実習生で、食品加工、介護、建設、農業、小売などさまざまな業種に従事している。
メニューはほかに剣道、玉入れなど。町民会館びほーるのステージを体験する「びほーる見学」、冬のスポーツとしてクロスカントリースキーもある。
17日には、美幌峠太鼓保存会が指南役を務める和太鼓、絵手紙ぴぽろによる絵手紙の体験が町民会館でそれぞれ行われた。
パンフレットの作成に当たり、町教委は講師役の団体の大まかな体験メニューと所要時間を設定。書道なら「筆の使い方」「ひらがなと漢字を書く」という内容で90分、そば打ちなら「そばを打って食べる」内容で120分。それぞれ日本語文と英語文で掲載した。
技能実習生も充実した生活を
パンフレット作成に携わった美幌町教委社会教育グループの大橋愛梨さんは「実習生の皆さんにとって、美幌での生活は実習期間内の限られた時間。限られた中でも楽しく過ごしてもらいたい。帰国しても、家族など周りの人に楽しかったことを伝えてくれたらうれしい」と話している。
パンフレットに関する問い合わせは町民会館(0152-73-4187)へ。(浩)