科学にちなんだ実験や工作などに親しむ「サイエンスラボ拡大版~つくろう・まなぼう・あそぼう」(北見市教委主催)が23日、北網圏北見文化センターで開かれた。
サイエンスラボは同センターの科学館・常設展示室を拠点に毎週日曜日、来館者に科学をテーマにした実験や工作機会を提供している。広く科学の楽しさを届けようと、年数回、展示室を飛び出してイベントを開いている。
この日は、洗濯のりなどを混ぜ合わせたスライムや磁石で羽が動くチョウなどが作れる8つのコーナーが用意され、家族連れらはラボメンバーに教わりながら手を動かし、身近な不思議を体験した。
イベントを締めくくるサイエンスショーでは、過酸化水素水にヨウ化カリウムなどを加えると大量の泡が発生する「ゾウの歯磨き粉実験」が披露され、子ども達は目を丸くして夢中になった(写真)。
同日、北見工業大学特任准教授の松村昌典さんを迎えてのサイエンスラボ特別講座も開かれた。(理)