ブルームボール2024世界大会

2024-12-05 掲載

(北見市/スポーツ)

北見の選手4人が下位リーグで優勝

 ブルームボール日本協会に所属している北見市在住の選手4人が、10月にフランスで開催された「ブルームボール2024世界大会」男女混合部門に、アメリカ、オーストラリアの選手との合同チームで出場した。予選で敗れたが、チャレンジカップ(下位リーグ)に回り見事優勝した。選手たちは2026年にカナダで開かれる次回大会にも出場予定。「次は日本の単独チームで出場し、もっと上を目指したい」と、競技を楽しむ仲間を募りつつ、2年後を見据えている。

アメリカ、オーストラリアの選手と合同チームで出場

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 ブルームボールの基本ルールは、アイスホッケーとほぼ同じ。6人1組で、男女別に加え、男女3人ずつの混合部門もあり、親しみやすさが魅力のウインタースポーツ。

 男女混合部門は12チームが出場し、予選は6チームずつのリーグ戦が行われた。上位4チームがワールドカップ、下位2チームがチャレンジカップに進むルール。共同チームは初戦の強豪、カナダ相手に善戦したが、0―1で惜しくも敗れ、以降も勝ち星を挙げられず、6位でチャレンジカップに回った。

 チャレンジカップでは一転して躍動。2戦全勝で優勝した。細坂龍平選手(36)が今大会におけるチーム総得点4点のうち3点を叩き出す活躍を見せ、2試合とも1―0で無失点に抑えるなど守りも安定した。

 細坂選手は「チームの力になりたい一心でプレーしました。次回大会ではワールドカップ優勝を目指したいです」、細坂絢子選手(32)はアシストでチームに貢献したが「ゴールも決めたかったので、1点も決められずくやしいです。次の大会ではたくさん決めたい」とさらなる活躍に意欲を見せた。

 キーパーの細坂佳代選手(65)は「予選の初戦を1失点、チャレンジカップを無失点に抑えられたことが大きな自信になりました。次の大会も活躍したい」と話し、今回が初の世界大会だった鈴木蓮選手(18)は「何もかもが初めてで、食らいつくのに必死でした。次の大会では今以上に腕を上げて、どんどん勝ちを狙いたいです」とさらなる成長を誓った。

ともに戦う仲間を募集中

 協会は競技人口の拡大にも力を注いでおり、広く選手を募集している。4人は「ブルームボールは競技人口が少なく、世界が〝近い〟スポーツ。見学や体験もできるので、気軽に連絡を」と呼びかけている。詳しくは事務局(090-4874-8057、午後3時以降)へ。(結)

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