認知症サポーター養成講座が5日、北見高栄小学校で開かれ、子ども達とその親が認知症の人のためにできることを学んだ。
北見市北部地区地域包括支援センターが、子ども達に認知症患者や高齢者への優しい接し方を意識づけようと毎年実施している。4回目の今回は、保護者も交えた初の授業参観型として開催。5年生46人と父母らが参加した。
センターの佐藤清果さんは、スライドを使って認知症の原因や注意点などの基礎知識を解説。接し方で症状が緩和されることもあるとし「驚かせない」「急がせない」「心を傷つけない」の「3つのない」を意識する大切さを強調。「失敗しても『大丈夫だよ』と優しく声をかけてあげて」と話した。
その後は児童とセンター職員が寸劇で共演。「探し物で困っている高齢者」「迷子になっているご近所の高齢者」など3つの場面を演じた。探し物の場面では「一緒に探す」「無視をする」「しかる」の3択を演じてみんなで正解の「一緒に探す」を選ぶなど、認知症の人への望ましい対応を楽しく学んだ。
参加した阿部結人くんは「認知症について知らなかったこともたくさんあったので、講座を聞けてよかった。今後は優しく声をかけて、おじいさんやおばあさんが安心できるように接したい」と笑顔で話した。
同校は来年2月6日、高齢者や認知症患者達を招き、この日学んだことを生かす「オレンジカフェ」を開く。(結)