旧網走高等看護学院の校舎

2024-12-26 掲載

(網走市/社会)

福祉センターと水試が入居の方向で準備

 3年前に閉校した、旧道立網走高等看護学院の校舎(北12西2)について、網走市総合福祉センターと道立網走水産試験場が活用する方向で準備が進められていることが明らかになった。市の説明によると、2027年度中に供用開始となる見通し。

2027年度の供用開始めざす

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旧道立網走高等看護学院の校舎

 市が先日の網走市議会・文教民生委員会で明らかにした。

 旧道立網走高等看護学院は令和3年に閉校。翌年、道は網走市に対して利活用の可能性について打診し、事務レベルでの検討を進めていた。

 現存する同学院校舎は1999(平成11)年に完成し、鉄筋コンクリート造り3階建て(約2600平方㍍)。道の資産台帳によると、建物の価格は約3億9千万円となっている。

 市によると、市総合福祉センターは1階と2階、網走水試は2階と3階を活用する。

 市総合福祉センターには現在、網走社協や民生・児童委員連盟網走支部の事務局などがある。施設の老朽化が進んでいることから、現在の機能の大半を同学院校舎に移転する見込み。

 網走水試については、試験用の機材などを設置する予定。市総合福祉センターを含め、利活用に向けた改修は市が行い、道との経費負担割合は今後の調整となる。

 今後、道との協議を経て、網走市への建物譲与、土地の無償貸与の事務手続きが済めば、今年度内には基本設計に着手。27年度中には実施設計をまとめ、供用開始となる見通し。 (大)

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