アニメやゲームで人気のポケモンのキャラクターのイルミネーションが25日、女満別空港に登場した。初日は3階屋上送迎デッキで点灯式が行われ、大勢が滑走路を背に記念撮影を楽しんだ。
「コンコンロコン おいでよ!めまんべつ」と題し、大空町が北海道と株式会社ポケモン(東京)の包括連携協定に基づいて開催。ポケモンの特別塗装機を道内で運航するAIRDO(札幌)、女満別など道内7空港を運営する北海道エアポート(千歳)が協力した。
デッキのイルミネーションは約2万2千球の電飾を使い「北海道の推しポケモン」アローラロコンをメーンに、オホーツクの流氷や雪景色をイメージ。出発・到着ロビー、手荷物受取所、階段やエスカレーター脇の壁やガラスなど空港ビルのあちこちにフォトスポットやオブジェを設けた。3月16日まで毎日午後4~8時に点灯する。
「コンコンロコン―」は23年に道の駅メルヘンの丘めまんべつ、24年に網走湖女満別湖畔で開き、空港では初めて。点灯式では鈴木章夫副町長が「オホーツクの冬観光を彩り、価値が高まるよう期待しています」と述べた。鈴木副町長、AIRDOの鈴木貴博社長、北海道エアポートの蒲生猛社長らがポケモンのモンスターボールを手にカウントダウン。イルミネーションが一斉に点灯すると、訪れた人から「うわぁ」「きれい」などと歓声が上がった。 (浩)