美幌町ボランティア連絡協議会(上杉晃央会長)が4日、美幌町社会福祉協議会に自走式車いす1台と4点支持杖4本を寄贈した。
連絡協議会は加盟団体や企業、町民らの協力で缶のリングプルを回収。江別市内のリングプル再生ネットワークを通じて車いすと交換し、2004(平成16)年以降、町内の福祉施設や団体、小中学校などに贈ってきた。
今回は通算15台目になる車いすに加え、支持杖も初めて寄贈。交換に要するリングプルの重さは、車いすが750㌔、支持杖が計230㌔。ともに町民への貸し出し用として活用される。
4日は社会福祉協議会事務所で贈呈式が行われた。連絡協議会の上杉会長が社会福祉協議会の中川能典副会長に「役立てていただけたら」と用品を引き渡し、中川副会長は「大切に使わせていただきます」と感謝した。
連絡協議会は今回の寄贈でリングプルの回収活動にひと区切りをつけ、今後は社会福祉協議会ボランティアセンターが活動を引き継いでいく。 (浩)