「音農家」(おんのうか)と称し、北見で農業を営みながら音楽活動を行う夫婦ユニット「遠藤まさと家」のウインターライヴがこのほど、北見市立中央図書館で開かれた。約90人が来場し、まさとさんのアコースティックギター演奏や、さちえさんによる紙芝居などを楽しんだ。
2008年にメジャーデビューしたまさとさんはオリジナル楽曲「航」や、映画「禁じられた遊び」のテーマ曲など、プロの高いテクニックで観客を魅了した。さちえさんはジャガイモ「男爵」の後継品種として注目される新品種「ゆめいころ」を題材にした新作紙芝居を披露した。
最後は2人で童謡「にじ」を披露。歌詞の情景が浮かんでくるような優しい音色と歌声が広がった。
コンサートを終えた2人は「今後も音農家として地域に貢献できることをしていきたい」と話していた。 (理)