北見市市民活動課によると、特殊詐欺に関する市民からの相談は相変わらず多く、特に今年度は増加傾向にあることから、注意を呼び掛けている。
関連を含め市民からの相談件数は2021年度が54件、22年度は36件、23年度が57件で24年度は1月末現在すでに前年を上回る68件に達している。
相談内容は「+から始まる見知らぬ番号の電話が掛かってきた」「大手の通信社を語り、未納の料金がある―と請求が来た」など以前からあるオレオレ詐欺や振り込め詐欺をはじめ、副業サイトや投資目的といった最近流行の情報で興味をひかせるものなど幅広い。通信販売に関するトラブルも相変わらず多いという。
同課は「これってどうなんだろう―という小さな疑問でも専門の相談員が応じます」と北見市消費生活センター(0157-23-4013、午前10時~午後4時)の活用を呼び掛けている。 (寒)