今月末で閉館する北見市勤労青少年ホーム(常盤町)の利用者らで組織する実行委員会が22日(土)午後6時から、施設への感謝を込めて「ありがとう!勤労青少年ホーム」(ビールパーティー)を開く。
同施設は1970(昭和45)年、働く青少年の健全育成と福祉の増進を目的に開設。文化・スポーツサークルの活動や各種講座などを通じて、利用者、受講者が交流や学びの場として活用。利用者協議会が中心となり青年祭をはじめ各種イベントも企画・開催してきた。
施設老朽化と利用者減で半世紀の歴史に幕
当日は館内を見学可能、懐かしい写真の展示も
会館から55年を経て施設が老朽化し、利用者も減少していることから、今年度末で閉館の運びとなる。
当日は館内を自由に見学してもらうほか、セレモニーや活動の様子を撮影した懐かしい写真展示などを予定。
2015~19年に利用者協議会の会長を務めた、実行委員長の髙橋雅和さんは「20代前半から長年お世話になり、かけがえのない仲間ができた施設。閉館は残念ですが、最後に多くの人に足を運んでいただければ」と呼びかけている。(柏)