
医療法人社団桜会小林病院とアステラス製薬㈱の共催による医療講座「泌尿器・婦人科の病気について学ぼう~早期発見から診断治療まで」が8日、北見芸術文化ホールで開かれた。多くの市民が足を運び、前立腺の病気や子宮頸がんの検査、最新の治療法などの講話に耳を傾けた。
講師は昭和大学医学部泌尿器科学講座准教授の押野見和彦医師、小林病院泌尿器科部長の小川雄一郎医師、やまかわウィメンズクリニック院長の山川康医師。
押野見医師は前立腺がんの特徴や発見率の高いPSA検査について説明。国内の前立腺がん患者数は年々増加し、現在は日本人男性が発症するがんの第1位。押野見医師は「前立腺でつくられるPSA(前立腺特異抗原)を調べるPSA検査を受けることで早期発見につながる」と説明し、手術や放射線、ホルモン治療などの概要も伝えた。
小川医師はレーザー蒸散術や高温の水蒸気を利用して行う最新の前立腺肥大症治療を紹介。治療時間が短く、体への負担が少ないなどのメリットやそれぞれの治療法の特徴を詳しく解説した。
山川医師は子宮頸がんについて「日本では1日に8人ほどが子宮頸がんで亡くなっている」と指摘。「予防にはワクチン接種と検診が有効で、早期に発見できれば妊娠・出産の可能性を残すことが可能」と語った。 (柏)

