春の全国交通安全運動の6~15日、交通安全関係機関が各地で啓蒙活動を展開するのをはじめ警察はパトロールや取り締まりを強化。期間中10日の「交通事故死ゼロを目指す日」についても周知を図り、安全・安心な地域づくりに取り組む。
運動の重点項目は、①子どもをはじめ歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実践
②歩行者優先意識の徹底と、ながら運転の根絶、シートベルト・チャイルドシートの適切な使用の促進
③自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール遵守の徹底
重点項目にもある、子どもの事故をなくすための取り組みが各地で行われている。
道警北見方面本部と北見警察署などは合同で新入学児童が登校する時間帯に学校付近で啓発活動を行い、8日は北見三輪小学校の通学路で実施した。
児童達は住宅街にある市道を渡る機会が多く、なかには友達との話に夢中の児童もいて「左右をよく確認してね」と警察官が指導。「ハンドサインでストップ運動」の取り組みを伝え、1年生が手を上げて横断し、ドライバーも手で合図して譲っていた。この時期は父母が同行しての登校も多く、通学路に危険がないかを確認していた。
また、学校に隣接し通行量の多い南大通では可搬式オービスによる速度取り締まりを実施した。 (寒)