北見の空手道場、橋本道場に所属する4人の選手が、さきごろ旭川市で開かれたフルコンタクト制の第20回カラテトーナメント北海道カップ空手道選手権大会で優勝するなど活躍した。3位までの入賞者には2025国際総合空手道第42回全日本空手道選手権大会への出場が推奨される。
橋本英幸さん(北見北斗高校1年)は高校生1年の部で優勝。工藤慧琉(える)さん(北見藤高校1年)は同部で準優勝した。
橋本さんと工藤さんは決勝で同門対決となり、互いに全力で戦った。橋本選手が下突きの連打で技ありを取り、優勢勝ちを収めた。
橋本さんはソフトテニスの部活動と空手を両立。空手歴は14年で「長年培ってきた成果が出せてうれしい。全国大会までに技を磨き、上位目指して頑張ります」と語る。
空手歴1年の工藤さんは「初めての大会で緊張しましたが、全国大会に出場が決まり良かった。全国ではもっと色々な技を出せるようにしたい」と語る。
このほか小学生男子4年の部(クラスB)で佐藤逸音(いちと)くん(美山小4年)が準優勝。佐藤くんは準決勝で延長戦を制し優勢勝ち。決勝は突きと蹴りを粘り強く繰り出したが、惜しくも敗れ優勝は叶わなかった。「とても悔しい。上段回し蹴りをもっと練習して今度は優勝を目指したい」と雪辱を誓う。
森昂也くん(同小1年)は勝利を挙げられなかったものの最後まであきらめない健闘ぶりがたたえられ敢闘賞を受賞。「負けて悔しかった。今度は優勝したい」と話している。 (柏)