トレーナーとして地域を元気に

2025-04-17 掲載

(北見市/社会)

はりきり社会人1年生

メディカルフィットネス㈱PHYSITに勤務
北見・佐藤 聖さん(21)
合同入社式で決意表明
パーソナルトレーニングに興味
「来るのが楽しみと言われるように」

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 北見のメディカルフィットネス㈱PHYSIT(フィジット)に勤める、佐藤聖さん(21)が中小企業家同友会オホーツク支部の合同入社式で「トレーナーの仕事を通じて、地域を元気にしていきたい」と、新入社員を代表し決意表明した。

 高校まで兵庫県姫路市で過ごし、その後、大阪の専門学校に通いアスレチックトレーナーの資格を取得した。遠く北海道北見市への就職を決めた理由について「各地のジムの情報をウェブで得た上でこの会社のオンライン企業説明会に参加した。メディカル面の経験をしてみたかったが、自分のやりたいことをしているのは全国でここだけだった。遠い近い関係なく選んだ」。

 一人ひとりに寄り添うパーソナルトレーニングに興味を引かれる。体づくりやダイエットを自己流で行い、逆にケガをした人を見ると悲しい。「体は一人ひとり違う。弱い部分や使っていなかった部分をアドバイスし、その後にトレーニング。結果痛みがなくなり、復帰でき、段々元気になる」と想い描く。

 今は同期入社の4人で午前中に合同研修、午後は現場教育の日々。社会人としての礼儀やマナーといった基礎から学んでいる。「新人として元気な挨拶を心がけています。挨拶で元気になってもらえれば、それもトレーナーの役割」と考える。

 まだ技術は未熟だが「会員さんとのコミュニケーションは新人でも取れる」と信じる。「会員さんとの距離を縮め、モチベーションを上げる役割もトレーナーの仕事」と言い「ここに来るのが楽しみ、と言ってもらえると働きがいになる」。ただ、生粋の関西人特有のボケはここでは通じず「つっこんでもらえるよう努力します」。

 まもなくカナダで開かれるカーリングのミックスダブルス世界選手権日本代表チームに会社から先輩トレーナーと代表の大森達也さんが帯同する。「こういった現場にも出てみたい」と憧れる。 (寒)

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