美幌町身体障害者福祉協会の定例総会が20日、しゃきっとプラザで開かれた。2025年度事業計画では、交流や研修をする「うららかサロン」を開設することなどが承認された。
「うららかサロン」は、会員らが気軽に交流や意見交換、相談ができる場として、大通北1の旧マリモ洋品店に開設。赤い羽根共同募金の配分金を活用して5月以降、5回ほどの開設を計画している。手芸など趣味を通じた交流や、健康に関する勉強会、健常者との交流なども予定している。
このほか、協会の財政状況を考慮して、網走地区身体障害者福祉協会から脱退することも承認された。これまで支出していた年会費を活用して、研修会などの事業を充実させる。
役員改選では、会長の柴田利治さんが勇退。理事の松浦和浩さんが新たに会長に選ばれた。松浦会長は身体障害者福祉法に定められた「身体障がい者は、障がいを克服し、能力を活用して、社会経済活動に参加できるよう努めなければならない」とする条文を引用し「サロンにしっかり取り組みたい」と抱負を述べた。 (浩)