国際ロータリー第2500地区(北海道東部)母子の健康増進委員会が4月25日、美幌町など2市4町の教育委員会などに、生理用品合わせて4万2千枚余りを贈った。
母子の健康増進委員会は2024—25年度に設置。初年度の活動として、ガバナーで泌尿器科医の小谷典之さんが性感染症の予防などを呼びかける講演会や、生理用品の寄贈を計画した。
生理用品は25日、学校法人栗原学園(北見市)と網走、斜里、美幌、津別、訓子府の1市4町の教育委員会に贈った。
このうち美幌には、昼用、夜用合わせて4968枚を寄贈。美幌ロータリークラブ会員で母子の健康増進委員の藪下理香さん、クラブ会長の早田眞二さんらが役場を訪れ、藪下さんが「困っている人をサポートできることがあれば、今後も取り組みたい」と小室保男教育長に生理用品を手渡した。
美幌町教委は2020年度から小中学校5校の女子トイレと保健室に生理用品を置いており、小室教育長は「児童や生徒の皆さんが学校生活を支障なく遅れるよう活用させていただく」と感謝した。 (浩)