
北見市の留辺蘂地域防犯協会と留辺蘂地域交通安全協会の両者の今年度定期総会が市留辺蘂のはあとふるプラザで開かれた。
冒頭、来賓として招かれた市留辺蘂自治区の行政機関や交番の代表者らが挨拶。今年度新たに留辺蘂地域自治会連合会の会長に選任された飯田淳一さんは、住民組織の北見市留辺蘂地域活性化期成会の活動について「官民協働で働きかけた結果、留辺蘂に都市間バスの停留所が設置されたり、交通安全面では国道39号のガードレール設置が今後予定されている」などと紹介し、両協会の協力に深く感謝を述べた。
防犯協会の総会では昨年度、特殊詐欺防止啓発はがきを自治区内2500世帯に送ったことなど事業活動を報告。今年度も子どもやお年寄りを事故や事件から守る事業計画を決めた。欠員となっていた監事に北向圭一さんを選任。河野敏一会長は「安心安全に暮らせるよう努めたい」と積極的な活動に理解を求めた。
交通安全協会の総会では、自治区内の交通死亡事故が500日以上発生していないことなどが報告され、今年度も各種啓発活動に連動して取り組むことなどを決めた。
役員改選は今回から、事前に役員選考委員会を開き、候補者名簿を作成。総会にはかり、若杉鉄夫会長をはじめ3人の副会長らの再任を承認した。若杉会長は「活発な活動と運営に皆様のお力添えを」と協力を求めた。 (寒)