
北海道大会には20人が出場。和田さんは2㍍90を跳んだ3人で争われる3位決定戦に進んだ。
3人のうち2人が全国大会に進める状況で、和田さんは最初の跳躍で3㍍を成功させ、インターハイをつかんだ。
地域みらい留学制度で神奈川県内の中学校から大空高校に進学。陸上を始めたのは中学時代で「おもしろそう」と棒高跳を選んだ。競技に使うポールが高校にないため、跳躍の練習ができるのは網走市内の陸上競技場に通う週1、2回。高校では主に体力、筋力トレーニングに取り組む。
技術面でも専門的な指導は受けていないが「中学校時代の経験が生きています」という。
競技をする上で心掛けていることは「たくさん食べて動いて寝ること」。自己ベストは3㍍10で、全国大会は3㍍30から競技が始まるため、厳しい戦いになるが「何とかクリアしたい」と張り切っている。
松川町長は「体調を整え、思い切り臨んでください」と激励した。 (浩)